Ge/Si APD Other Device Parameters
 


Multiplication M(x): x軸は図2及び図5の横軸に対応する。
R. P. Webbらによる定式化**によってイオン化比(keff)を評価した。
Si及びGeの各領域の電子、ホールに対する衝突イオン化モデルは下の2式である。
 


増幅(multiplication)は次式である。




であり、イオン化比 (keff) を用いて以下のように表現できる。









図6.Intel が報告している構造でのGe/Si APDイオン化比の逆バイアス特性
   Nature Photonicsの論文ではkeff=0.09と記されている。上記の結果はその近似の妥当性を証明

**R. P. Webb, R. J. McIntyre, and J. Conradi,"Properties of avalanche photodiodes," RCA Rev., vol. 35, pp. 234-278, 1974.

図7.APD内部でのMultiplicationカーブ
    (R. P. Webbらの上記論文で述べているように、空乏層領域で変化している。主としてSi側が関与している。)